会社の評判を知るうえで、同業他社のある一部分をクローズアップして比較検討してみるということは非常に重要な意味合いを持ちます。この記事では、株式会社ネタもとの同業他社を評判の良い順にランキングにしてみました。
1位 株式会社ネタもと
評判のよさで1位となったのはネタもとです。その理由は、勉強会やセミナーで他社より徹底的にPRのコツを教えるという手厚さ、安い費用でのサポート、多くの企業や団体とメディアをつなぐという新しい手法です。通常のPR会社は、PR方法を他社に教えることはしません。しかし、ネタもとはあえてそのコツを教えています。
そんな株式会社ネタもとの会員となっている企業や団体は600社に及びます。会員は幅広く、企業のみでなく、地方自治体や受験生集めに奔走している大学なども入っています。メディアの登録数も900媒体に及ぶといいます。多くのメディアの報道関係者が個人で登録していることからも、その評判の良さをうかがえるものです。
また、ネタもとは出向くことができないほどに忙しいという企業にPRアドバイサーを派遣し、企業のPR担当者を育成するというプログラムも行っています。別途オプション料がかかりますが、こちらに登録する企業は100社です。PR機能のサポートや社員教育にネタもとのノウハウが生かされ、評判のよさにつながっています。
2位 廣告社
2位の廣告社は評判の良い老舗の広告会社です。1位のネタもとがPRを主としているのに対して、こちらの会社は、広告なのでどちらかというと、一方的に商品の良さをアピールします。それに比べPRは、第三者を介しての宣伝になり、人と人とのつながりがより強固になると考えられます。
しかし、廣告社も広告主とのつながりを非常に大事にしている会社です。ホームページに「ひと・となり」という言葉を挙げていることからも、その姿勢は理解できます。1位となっても良いほどの評判の良い老舗の会社ですが、新しいつながり方でより多くの評判を集めているという点では、ネタもとの方が上ではないでしょうか。
3位 エフエルシープレミアム
エフエルシープレミアム株式会社は、対面型セールスプロモーションを行っている会社で、プレミアムウォーターの業績を伸ばすなど、確実な結果を出しています。また、東証二部のグループ企業としてますますのレベルアップを図っている点でも大いに評価できます。長年培ってきた営業力が評判を呼び、社内の努力が花開いているといえるでしょう。
しかし、社内でのやり方をオープンにしているという点では、ネタもとには及ばないと考えられます。エフエルシープレミアム株式会社は、社内の従業員教育を大事にしていますが、株式会社ネタもとは社外の従業員のPR教育に力を入れています。この点と設立年月日が平成21年という新しさを考え、長年評判を得ている老舗の廣告社に次いで3位にさせていただきました。
4位 ケーワン・エンタープライズ
ケーワン・エンタープライズは、デジタル制作事業を手掛ける会社です。従業員数は2021年で136名とそんなに多くはありませんが、東京を拠点に札幌、大阪、仙台、福岡、金沢、宇都宮と支社があり、幅広く活動しています。
主要取引先もGMOインターネット株式会社、usen株式会社と大手が占めていることでも、その評判のよさがうかがえます。また、11時出社、福利厚生の充実などで社員を大事にしている会社です。
事業においては、関わった全ての人を幸せにするという企業理念から理解できるように、人とのつながりを大事に育んでいます。心を込めて広告を作る、広告主にもユーザーにも幸せを実感してもらうという、会社としての願いが込められているのでしょう。
このように評価できる会社で、その評判の良さもうかがえますが、やはり自社のノウハウを他社に教えるという株式会社ネタもとの手法と比べますと、社外での評判は及ばないのではないかと考えられます。他の2社とも大差はないのですが、事業内容のオープンさであえて4位にさせていただきました。
5位 株式会社カーツメディアワークス
株式会社カーツメディアワークスは、売上に直結するPR戦略をオーダーメイドで立案している会社です。また、マスメディアとデジタルのかけ合わせによるコミュニケーション設計、メディア問い合わせを増やすためのインバウンド戦略など、現在の課題を解決できる広報戦略を提案しています。その他にも、消費者とクライアントが触れる情報を正しく発信し、ブランド力の向上や商品認知の拡大に注力してくれます。
同社はテレビ制作からスタートした企業のため、テレビ出演のノウハウも持っています。このように、複数の方法を組み合わせたオーダーメイドの広報戦略を提案できるのが大きな強みです。
さらに、海外PRの専門スタッフも在籍しているため、英語版のプレスリリースの発信もできます。また、現地メディアの事情も把握しているため、信頼性が高いメディアの選定が可能です。英語や中国語、インドネシア語など、さまざまな言語に対応しており、20,000媒体以上もの海外メディアの中から、クライアントにとって最適なメディアを選定します。
6位 株式会社マテリアル
株式会社マテリアルは、ブランドと関わる全ての人との関係をストーリーブランドとして策定し、認知拡大やブランド力の向上を目的にマーケティングを行う会社です。コーポレートマーケティングでは、ブランド力の向上を最終目標に、企業価値の向上を目指してマーケティングを行います。そして、プロダクト価値の向上のためのプロダクトマーケティングも実施します。
企業価値、信頼性、プロダクトの魅力を底上げできたら、世の中の期待値を最大化させるためのシナリオを策定します。さらに、テレビCMやWEB動画、コンテンツ作成など、あらゆる方法で認知拡大を目指したオーダーメイドのマーケティング戦略の立案が可能です。
メディア戦略プランを立案する際は、情報流通構造を整理し、届けるべきターゲットに適切な情報を発信します。さらに、インフルエンサーや著名人などを起用した投資効果が高いプランの提案も行えます。
7位 ビルコム株式会社
ビルコム株式会社は、自社開発のソフトウェアを用いて生活者やインフルエンサーなどの熱量データを可視化し、情報をより多くの人に伝えるための戦略を立案する会社です。ソーシャルメディア時代の新たな情報波及モデルと称した「シャンパンタワー型コミュニケーション」を用いて、ターゲットの意識・態度の変容に繋がる統合型PRを実施しています。15年以上にわたり積み上げてきた豊富なPRノウハウに基づき、クライアントの商品やサービスが売れる実践的なマーケティングを行います。
また、広報業務の仕組みを科学し、データに基づいた的確なPR活動に力を入れていることも同社の特徴です。
8位 株式会社ギャプライズ
株式会社ギャプライズは、Webマーケティングに精通したチームが成果重視で対応している会社です。事業を成長させるパートナーとしてクライアントの業績向上に徹底的にこだわり、豊富なノウハウと技術をもって対応してくれます。豊富なノウハウの中からクライアントに最も適した方法を用いて、効率的に認知拡大・売上アップを実現します。ターゲットの明確化、具体的なユーザーシナリオの作成など、基本を忠実に守りつつ、知見とノウハウを取り入れてオーダーメイドのWebマーケティング戦略を立案することが可能です。
世界から厳選した最先端テクノロジーをWebマーケティングに取り入れ、広告運用やコンサルティング、分析・施策立案、実装までトータルに対応しています。幅広い業種の課題を解決した実績があるため、ニッチなジャンルであっても高い成果を出してくれるでしょう。
9位 サクラサクマーケティング株式会社
サクラサクマーケティング株式会社は、市場の最新情報からトレンドの情報まで考慮したWebマーケティングを実施しています。SEO対策に強いコンテンツ作成に特化しており、これまでに1,500以上ものサイト構築、6,000ページ以上の作成実績があります。高品質でありながら低価格、さらにクライアント目線のWebマーケティングを実施しており、各方面から高い評価を得ています。
また、SEO専業16年以上の企業のため、Googleの検索アルゴリズムの変化や傾向などをつかんでおり、パフォーマンスが低下した際にも的確な対応が期待できます。記事制作本数は月間500本以上で、一部上場企業の厳しい検品基準を満たしていることにも要注目です。
ヒアリングから分析調査、戦略・戦術の立案、キーワード選定、施策提案、記事制作、アフターサポートと一気通貫で高品質なSEOコンテンツを作製できます。さらに、その他のマーケティングの知識も持ち合わせているため、施策のかけ合わせによって成果を効率的に出すことも可能です。
会社の評判をチェックするときのポイント
会社の評判をチェックする際は、表面上の情報だけではなくさまざまな項目を確認し、総合的に判断することが大切です。会社の評判をチェックするときは、次のポイントを押さえましょう。
公式サイトから一般サイトまで広くチェックする
会社の評判は、公式サイトから一般サイトまで広くチェックすることが大切です。公式サイトに掲載されている評判は、会社説明会に参加した人の声、社員インタビュー、人事からのメッセージなどが該当します。基本的に、企業にとって不利な評価は掲載しないため、取得できる情報に偏りが出てしまいます。
そのため、匿名で会社の評判を投稿できる一般サイトもチェックすることが重要です。サイトによっては、会社の給与や待遇、やりがい、社風などに分けて評価できます。細かな評価をチェックすることで、その会社について詳しい情報を得られます。
また、SNSでも評判を確認可能です。その会社を利用した会社からの評判、内部の社員の投稿などは鮮度が高いため、評価する際に役立ちます。
評価の内容に注目する
会社の評判をチェックするときは、その内容に注目することが必要です。例えば、5段階評価で企業の評判がわかる一般サイトがあったとします。5段階評価の基準は人それぞれのため、それだけでは本当の評判がわかりません。なぜ、その評価なのかは、内容を見ればわかるでしょう。
例えば、サービスの質が5段階中3で、「一般的な企業と同じレベルのサービスだった。アフターフォローはしっかりしていたが、特筆すべき点はない」という評価の場合、アフターフォローの質がわかります。また、5段階中5でも、難点が記載されている場合があります。
このように、評価の内容に注目することで、その会社の真の評判がわかるでしょう。
全ての人に合う企業は存在しないことを念頭に置く
どのような企業も、全ての人・企業にとって最適なパートナーになるわけではありません。どれだけ優れた評価をされていても、自社・自身と合うかどうかは切り離して考えることが重要です。探している企業の特徴、ニーズなどを再確認し、希望の条件を満たしているかどうかを見極めましょう。
また、相性が良いかどうかは実際にサービスを利用したり担当者と話したりしなければわかりません。数社に絞り込み、まずは相談することから始めてみてはいかがでしょうか。
企業の評価項目
企業の評価項目といえば、実績を思い浮かべる方が多いでしょう。その他にも、企業を評価するのに役立つ項目があります。企業を評価する際は、次の項目に注目しましょう。
給与
給与は、就職先や転職先を探している人が注目するポイントですが、自社のパートナー企業を探す際も注目した方がよいでしょう。明らかに低賃金の場合、サービスの質が低い可能性があります。また、担当者が急に退職したり、サポートが途中で終了したりするリスクも高いでしょう。
平均年齢
提供しているサービスの利用方法によっては、平均年齢にも注目が必要です。例えば、20~30代のユーザーがターゲットのため、その年齢に近い担当者を希望する場合があります。このとき、平均年齢が40代以上の企業に依頼すると、希望条件を満たす担当者がつかないかもしれません。平均年齢は企業の公式サイトやリクルート用のサイトに掲載されている場合があります。
勤続年数
勤続年数が短い企業の場合、担当者が頻繁に変わってしまう可能性があります。引き継ぎができていたとしても、その担当者との相性が悪ければ、サービスをフル活用できなくなるかもしれません。また、勤続年数が短い理由が違法な低賃金、パワハラが横行しているといったネガティブなものであれば、その企業への依頼は避けた方がよいでしょう。
転勤の有無
頻繁に転勤がある企業は、担当者も頻繁に変更になります。転勤の頻度は一般サイトに投稿されている評判に記載されていることがあります。
事業内容
希望どおりのサービスを利用できるかどうかは、事業内容を見ることで確認できます。公式サイトの事業内容のページには、単にどのような業務を行っているのかだけではなく、事業に対する考え方、実績、将来の展望、パートナー企業に対する想いなど、さまざまな情報が掲載されている場合があります。
事業ごとに特設サイトが設けられているほど手が込んだ企業もあるので、一度チェックしてみるとよいでしょう。事業内容に記載されていない業務を依頼したい場合は、よほどのことがない限り別の企業を選ぶことが大切です。普段から対応していない業務を依頼した場合、断られるかアウトソーシングされます。
アウトソーシングされた場合、品質が担保されない恐れがあるためリスキーです。
実績
企業の実績からは、製品やサービスの品質が見えてきます。実績が少ない企業は実績を公開していないことが多く、反対に第三者機関の調査で1位を獲得したり、老舗で豊富な実績を持っていたりする企業は、公式サイトに大きく取り上げている傾向があります。
実績が豊富だからといって、必ずしも自社のパートナー企業にふさわしいとは限りませんが、1つの指標にはなるでしょう。
事例
実際に製品やサービスを利用した企業の評価を含む事例集は、可能な限りチェックしておきたいところでしょう。企業が抱える課題、他に考えられる解決策、製品やサービスを導入した理由、結果、アフターフォローなど、さまざまな情報を得られます。自社と事情が似ている企業の事例は、製品やサービスの利用の判断材料になります。
まとめ
以上、PRに関係する会社をランキング付けをしましたところ、下記の結果になりました。
1位 株式会社ネタもと
2位 廣告社
3位 エフエルシープレミアム株式会社
4位 ケーワン・エンタープライズ
5位 株式会社カーツメディアワークス
6位 株式会社マテリアル
7位 ビルコム株式会社
8位 株式会社ギャプライズ
9位 サクラサクマーケティング 株式会社
各社で大きな差こそありませんが、社外にPR方法をオープンにするという手法においての結果です。会社選びの際には、ぜひとも今回のランキングを参考にして、会社の評判なども確かめながら選んでみてはいかがでしょうか。